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last updated 2019.3.20

私たちがお手伝いをします。家で過ごしてみませんか?

 いつまでも他人の世話にならずに、自分のことは自分で出来て、住み慣れた家で元気に暮らせたら、そしていつか寿命が来ても、親しい人に見守られて、最後の時間は穏やかに自宅で終えることが出来たら

 ……それは多くの人の願いです。

 でもその願いと裏腹に、多くの人が病院で最後を迎えています。現在、日本全体では年間約110万人ほどの人が死亡していますが、がん、心臓病、脳卒中(脳血管疾患)で全体の6割を占めています。実際に家で亡くなられる方は、現在は10数パーセントです。でも昭和50年(1975年)頃は50%の方が家で亡くなられていました。

 一部の先端医療技術は大きく進歩していますが、それでも「治す医療」の限界は明らかに存在します。がんが進行して手術や抗がん剤での治療が困難になった時、脳卒中を発症して病院での治療は終了しても様々な後遺症が残った時、すなわち

 ……「これ以上入院を続けても良くはならない可能性が高い時」どういう選択枝があるのでしょうか? 

 もし治らない障害が残ったり、残された時間が限られている時に大切なことは、「元の体に戻ること」「トラブルが起きないこと」だけに集中するのではなく、

 「今できることは何か」を求めることではないでしょうか。そしてそれに一番適した場所が「住み慣れた家」だと思います。住み慣れた家には様々な長所があります。    

        

 病院で色々な治療や介護を受けている状態では、次々と不安が浮かんでくると思います。それは大きく分けると

(1)「今、病院で受けているような治療が家でもできるのだろうか、急変したらどうすればいのだろうか」といった医療の問題と、

(2)「日常生活をどうすればよいのだろうか」という介護の問題になります。

 ……この問題を解決し、自宅での生活をサポートするのが在宅医療+在宅介護、すなわち在宅ケアです。

 在宅ケアにはたくさんの専門職種のスタッフが関わりますが、その中心になるのは、医師による訪問診療、訪問看護師による訪問看護、ケアマネージャーによる居宅介護支援、ホームヘルパーによる訪問介護です。

 出水クリニックでは原則として同じクリニックの中から医師も看護師も訪問をしますので、医師ー看護師のチームワークには自信があります。入院や通院でお困りのことがあれば、勇気を出して言ってみましょう。「家で過ごしたい」と。そして私たちにご相談ください。

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